白鵬のダメ押しに苦言!幕内32回優勝も霞む品格とは?

2014-11-24_163509皆さん!こんにちは。

今日は冷たい雨が降ってますね。

風邪をひかないよう暖かくして

お過ごしください!

 

さて本日お伝えしますのは

久しぶりに国内のニュースです。

 

今年最後の大相撲九州場所(11月場所)が

11/9~11/23の日程で福岡国際センターで行われ、

横綱・白鵬が『昭和の大横綱』・大鵬に並ぶ

歴代最多タイ幕内最高優勝32回達成して

幕を閉じました。

 

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横綱として初めての綱取りを目指した鶴竜

白鵬との力の差は歴然としており

千秋楽の取り組みも全く歯が立ちませんでした。

 

3人横綱がいるはずなのに白鵬を脅かす存在には

なれず、結局今年の6場所中5場所で優勝してしまう

圧倒的強さを誇っています。

 

更に横綱を脅かすはずの存在である大関陣も

琴奨菊豪栄道が負け越して来場所は角番です。

2大関が15日皆勤して負け越すのは、

2000年名古屋場所での雅山武双山のとき以来、

実に14年ぶりの不名誉な記録となりました。

 

しかし今場所の満員御礼は計7度、札止めも4日あり、

九州場所では10日間大入りだった1997年の『若貴ブーム』以来、

17年ぶりの盛況となるなど相撲ブームの再来となっております。

少年ジャンプが大相撲に初懸賞!大相撲の懸賞って何?

 

これは昨年から今年前半の遠藤と今年後半の逸ノ城

という二人のザンバラ髪力士の活躍によるところが大きいです。

特に逸ノ城においては碧山と共に新関脇での勝ち越しを

決めており、現在の大関陣を脅かす存在となっております。

 

そして来年から再来年にかけて

碧山・栃ノ心・ 逸ノ城・照ノ富士 辺りが白鵬を

脅かす存在になってくれるのではないかと期待しています。

気が付けばこの4人も全て外国人力士ではありませんか。

 

2006年1月場所の大関・栃東 以来

実に丸8年以上日本人力士の優勝がございません。

この間優勝しましたのはモンゴル人力士と

琴欧洲・把瑠都の欧州力士2人だけです。

今後も日本人力士のは期待が出来そうにありませんね。

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白鵬のダメ押しに苦言!幕内32回優勝も霞む品格とは?

さてそんな白鵬の一人相撲のような現状で

大鵬に並ぶ幕内最高優勝32回を飾った平成の大横綱に対して

横綱審議委員会(横審)は

「断トツの強さを見せた。見事なもので、まだまだ記録を伸ばしていく」

と評価した上で、

白鵬が今場所中も見せた取組直後の“ダメ押し”や懸賞金の荒い取り方について

「横審のメンバーから態度が悪いと批判の声が出た」と、

『横綱としての品格』を問う声が聞かれたそうです。

 

 

これは懸賞金を受け取った後にそれを高々と掲げる姿や

2014-11-25_210921(出典:スポニチ)

今場所8日目の同じモンゴル人力士・照ノ富士に対して

勝負がついた後の土俵下での“ダメ押し”を行い

客席に突き飛ばしてあわやの大惨事となる所でした。

2014-11-25_211542(出典:中日スポーツ)

この様な一連の白鵬の行動が

暴力事件で引退を余儀なくされた朝青龍に似てきてるという声が聞こえています。

朝青龍も現役時代に再三再四『横綱としての品格』が問われました。

 

2007年3月場所で粘る稀勢の里を送り投げで倒した後、右足で膝蹴りしたり

懸賞金を受け取る際に利き腕である左手で手刀を切って受け取ることがあり、

「神事はすべて右手の文化」と批判されたりするなど

その他にも問題となった行動は枚挙に暇がありません。

 

本来横綱とは、

 

大相撲の力士番付における最高位の称号である。

現行制度では横綱に降格はなく、現役引退によってのみその地位から降りる。

従って、横綱になる力士はその地位にふさわしい品格と抜群の力量を要求される。

現在の大相撲においては、横綱は、全ての力士を代表する存在であると同時に、

神の依り代であることの証とされている。

それ故、横綱土俵入りは、病気・故障等の場合を除き、現役横綱の義務である。

(出典:ウィキペディア)

神の依り代としての品格力量が問われるのが横綱であります。

神事でありますから明治神宮での奉納土俵入りがあり、

横綱は綱も締めるわけであります。

 

ですので大鵬は引退の際に、

「横綱として一生懸命土俵を務めて人々の尊敬を受けることはできた。

でも、社会人としては少年時代の常識しか持ち合わせていない」

と語っておりますし、

双葉山の連勝が69で途絶えた時、

「我いまだ木鶏たりえず」

という言葉を残しています。

 

マナーが悪いといわれることを極端に嫌い、

礼儀正しく謙虚な横綱の姿に男としての理想を求め、

言動を手本とし、尊崇の念を抱いたものです。

 

横綱に求められる品格というのは

この様な”礼儀正しさ””謙虚”さを

意味しているのだと思いますよ!!

 

今場所の千秋楽、白鵬の優勝セレモニーを

ご覧になった方も多いと思いますが

私も観ましたが正直違和感を感じましたよ。

 

君が代は斉唱しませんでしたし

インタビューも最初に

モンゴルの両親と国民向けのメッセージを

現地の言葉で長々と喋っていましたしね。

 

公共放送もよく許したもんだと思いましたよ。

そして最後にとって付けた様に

「この国の魂と相撲の神様が認めてくれたので、この結果があると思う」

という言葉と天皇への感謝の言葉を添える配慮ぶり。

 

自分は「神の依り代としての横綱」という自覚が本当にあるんだったら

先ずはその立場の言葉が出てくるはずですが

やはり優先すべきはモンゴル国家の英雄としての立場なのかな?

と思っちゃいましたよ。

日本国民に見せる相撲ではなく、

モンゴル人に見せる相撲を意識しているのかな?

とも思っちゃいましたよ。

 

聞くところによりますと優勝33回を果たしたら

「労働英雄賞」が母国から贈られるそうですね。

これまで大相撲では朝青龍が現役時代の2009年に受賞。

さらに1968年メキシコ五輪レスリングで銀メダルを獲得し

同国初の五輪メダリストとなった白鵬の父・ムンフバトさんも受賞している

名誉ある賞なんです。

 

そんな人参ぶら下げられれば当然頑張るでしょうが

横綱としての品格以上にモンゴルの英雄という意識が

強くなった時点で手に負えなくなりそうですね。

 

2003年に横綱・貴乃花が引退してから11年、

それ以来日本人横綱は誕生しておりませんですし

今後もかなり望みが薄いです。

 

日本人力士の中からそれこそ

「この国の魂と相撲の神様が認めてくれた」

横綱が誕生しないことが一番の問題です。

 

そして益々モンゴル人力士や欧州力士になめられて

国技・神事としての相撲の精神を継承するのが

難しくなって来てしまうと思っちゃいますよ。

 

大鵬・北の富士・北の湖・ 千代の富士・北勝海・大乃国

と偉大な横綱を輩出してきた北海道から

次世代を担う横綱が誕生しないものかと

密かに期待している『七福』でした。

併せまして 『逸ノ城大相撲ファンブログ』 はとても参考になりますよ。

特にしに中から今回の記事関連として

白鵬のダメ押しに注文!大鵬に並ぶ幕内32回優勝達成!

は是非目を通して下さいね!

 

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まとめ

  • 2014年九州場所で横綱・白鵬が大鵬の持つ幕内最高優勝32回に並びました。
  • しかし横綱としての品格に問題があると注文がついています。
  • 横綱にとって必要なものは力量と品格です。
  • その品格とは”礼儀正しさ””謙虚”さなんだと思います。
  • 最後にこちらのブログは相撲のことが良く分かりますよ⇒『逸ノ城大相撲ファンブログ』

 

 

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