ノーベル賞日本人受賞者の出身大学は?名古屋大学躍進の秘訣は?

 

2014-10-08_150814皆さん、こんにちは。

昨晩の皆既月食は見れましたでしょうか?

9分欠け位までは良く見えたのですが、

肝心なところで雲に遮られた『七福』です。

 

<2015年授賞内容も追記済み>

スウェーデンの王立科学アカデミーは、

2015年のノーベル賞受賞者の発表を、

今月5日の医学生理学賞を皮切りに、

6日にノーベル物理学賞を、

7日にノーベル化学賞を、

8日に文学賞が、

9日には平和賞が発表されました。

12日に経済学賞の発表がなされる予定です。

 

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今年のノーベル賞の授賞式は、

スウェーデン・ストックホルムにおいて

12月10日に予定されています。

2014-10-09_185533

 

2008年のノーベル賞受賞式では、

物理学賞授賞の小林誠氏、益川俊英氏の業績紹介が

日本語でされると言う粋な演出が有りました。

その時の動画がこちらです。

 


(出典:hugobarcarolle

 

果たして今年の授賞式はどうなるのでしょうか?

注目したいと思います!!

 

日本人受賞者の出身大学は?

それでは2014年ノーベル物理学賞を受賞された

赤崎勇氏、天野浩氏、中村修二氏と、

2015年ノーベル医学生理学賞受賞の大村智氏、

ノーベル物理学賞授賞の梶田隆章氏

を加えますと

日本人受賞者は合計24人となりました。

 

厳密にいいますと、

授賞時の国籍で授賞国が決まりますので、

日本は外国籍を取得した成人に対しては、

二重国籍を認めていませんから、

2008年授賞の南部陽一郎氏と今回授賞の中村修二氏は

アメリカ人受賞者という事になります。

 

しかし今回はノーベル賞受賞者の出身校について考えますので、

現在の国籍を考慮する必要は無いと感じてます。

 

そして文学賞授賞の川端康成氏、大江健三郎氏、

更に平和賞授賞の佐藤栄作氏は今回も外します。

因みにこのお三方は共に東京大学出身です。

 

そして日本には経済学賞の受賞者がいませんから、

自然科学系 (物理、化学、生理医学)の受賞者

21人の出身校となリます。

それがこちらです。

 

京都大学(京都帝国大学を含む) – 6人

東京大学(東京帝国大学を含む) – 4人

名古屋大学- 3人

東京工業大学- 1人

東北大学 – 1人

北海道大学 – 1人

神戸大学- 1人

徳島大学 – 1人

旧制長崎医科大学附属専門部 (現・長崎大学)- 1人

埼玉大学-1人

山梨大学-1人

(出典:ウィキペディア)

 

この記事を書いている最中に

ノーベル文学賞の発表がありましたが、

今年も村上春樹氏は選ばれませんでしたね。

仮に選ばれたたとしたら、

初めての私大卒の授賞となる所でした。

(村上春樹氏は早稲田大学第一文学部卒です)

 

2015年ノーベル医学生理学賞授賞の大村智氏は

東京理科大大学院理学研究科が最終学歴ですから

初の私大卒の授賞者となりましたね^^

 

 

昔から

「官僚になるなら東大、学者になるなら京大」

と言われるように

ノーベル賞受賞者数でも

京大が東大を抑えて一位となっています。

 

この京都大学(京都帝国大学を含む)卒の6人は、

以下の通りです。

  • 湯川秀樹氏(理学部卒):1949年授賞
  • 朝永振一郎(理学部卒):1965年授賞
  • 福井謙一氏(工学部卒):1981年授賞
  • 利根川進氏(理学部卒):1987年授賞
  • 野依良治氏(工学部卒):2001年授賞
  • 赤崎勇氏 (理学部卒):2014年授賞

 

しかしここで考えなければいけないのは、

この19名の最終学歴が皆博士であるということです。

そこでノーベル賞受章者の

大学別博士号取得数を集計してみますと、

名古屋大学 – 5人

東京大学(東京帝国大学を含む) – 5人

京都大学(京都帝国大学を含む) – 2人

大阪大学(大阪帝国大学) – 1人

東北大学(名誉博士) – 1人

北海道大学- 1人

東京工業大学 – 1人

徳島大学- 1人

大阪市立大学 - 1人

東京理科大学 -1人

ペンシルバニア大学  - 1人

ロチェスター大学 – 1人

カリフォルニア大学サンディエゴ校 – 1人

(出典:ウィキペディア)

 

 

何と名古屋大学での博士号取得が一番多いことが分かります。

その5人とは

  • 小林誠氏 (理学博士):2008年授賞
  • 益川俊英氏(理学博士):2008年授賞
  • 下村脩氏 (理学博士):2008年授賞
  • 赤崎勇氏 (工学博士):2014年授賞
  • 天野浩氏 (工学博士):2014年授賞

となっています。

 

更にこの5名は全て21世紀になってからの授賞です。

先回、21世紀に入ってからの

日本人のノーベル賞受賞者数の躍進について、

ノーベル賞受賞者の国別順位!日本はどの位凄いの?

でも詳しく説明しておりますので

是非参考にして下さいね。

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 名古屋大学躍進の秘訣!

名古屋大学は、1939年(昭和14年)に創設された旧帝国大学です。

実は1886年(明治19年)に創設された東京帝国大学から

遅れる事53年。

 

帝国大学では一番最後に創設された学校になります。

京城帝国大学(現ソウル大)と台北帝国大学(現台湾大)

よりも遅く創設されています。

 

そんな大学の特徴を、名古屋大学総長濵口道成氏は、

大学のホームページで以下のように説明しております。

 

名古屋大学は、1871年(明治4年)に設立された尾張藩仮病院・仮医学校を源流とし、

以来142年、1939年(昭和14年)に名古屋帝国大学として創立されてからは74年を経て、今日に至っています。

創立当初からの伝統である「自由闊達」な学風は、創造的な研究活動を行う土壌を培い、

21世紀に入ってからノーベル賞を受賞した日本人10名のうち4名が本学関係者であることにも表れています。

 

 

 

そして益川俊英氏(2008年授賞)は、

”他の旧帝国大に比べて歴史が浅いため、自分たちで伝統を創ろうととする気概があった”

という趣旨の発言をされていますし、

 

今回授賞の赤崎勇氏も

”『何をやっても良い』という空気が良かった”

と授賞会見で語られています。

 

どうやらこのお三方の発言から伝わって来ますのは、

濵口総長が述べていますように

「自由闊達」

な校風が大きな成果を挙げている要因のようです。

 

そして旧帝国大学の最後発組であるため

補助金が少なく、

逆にそのことが即結果を求められる他校に比べて、

プレッシャーやらストレスが少なく、

じっくり研究に取り組めることになり、

結果として大きな成果を残せているような気がします。

 

そして赤崎勇氏も語られるように、

人と違う事をやっても許される環境が

今までにない新しいものを生み出すには

とても重要だと思います。

 

その様な環境が整っていたからこそ、

ここ数年の素晴らしい成果へと

結びついた行ったのだと思いませんか?

 

更にこれらの研究は、

20年~30年もかかって築きあげられて来た

成果であります。

 

国力が強いほどノーベル賞の授賞数も多くなることは、

前回の、ノーベル賞受賞者の国別順位!日本はどの位凄いの?

でも触れましたように、

 

この中京地域は、

高度成長時代に日本で最も活力のあるエリアで有りましたし、

現在も主要産業が集中する大変重要な拠点となっています。

 

これは大変重要な点で、

大学での研究内容を実用化するのに必要な

工業技術が集約されているからです。

 

これほどまでに、

実用化に向けた環境が整っている場所は

他にはないんではないかと思います。

 

神戸市の神戸医療産業都市構想も、

成長が見込める分野の研究を実用化できる

企業を誘致することが必要であると考えるからですし、

研究の成果を挙げるためには

産学の協力が不可決と考えるからです。

 

そういった意味では、

名古屋大学は非常に恵まれた

ソフト面とハード面を兼ね備えた

大学であることが分かります。

 

更なる活躍を期待したいものです。

 

 

まとめ

  • 日本人のノーベル賞受賞者のうち自然科学系 (物理、化学、生理医学)の受賞者の出身大学のトップは京大の6人であります。
  • しかしこの受賞者の博士論文取得数を大学ごとに比較してみますと、名古屋大が5人でトップとなります。
  • しかも21世紀の受賞者13人中5人が名古屋大での博士号取得者であることが分かります。
  • これは「自由闊達」の校風に見られるような研究に適した環境であり、かつ中京地域という産業の拠点に位置していることもプラス要因となっているようです。

 

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